梼昧クリープ

工学系大学院女のあれこれ

学生や教員は「都合のいい労働力」じゃないよね

ごぶさたしております。あすだです。

なんだかんだ忙しい毎日を送っています。

 

学会の予稿が終わったら、ほい次の予稿。

予稿が終わったら、論文書く~。

そして論文を書くと学会の発表当日…。

 

こんなことの繰り返しです。

なかなかに密度が濃いのも、まぁいいと思ってます。

研究進まないから、もう後期はそんなに行きたくありませんけど。

 

何が一番の妨げかっていうと、

後輩の指導と、大学側から押し付けられる雑用…!

そして実験機の取り合い…!(いらいら)

 

オープンキャンパスとかほぼタダ働きです。

オープンキャンパスはまだいいのです、人生先ある若い人々にぜひ所属機関を知っていただく、大事なことです。

ただ、半日拘束なのに2時間分しかお給料が出ないってどういうことだい…?

 交換留学や、地域密着化を図ったイベントアルバイトも同様ですよ…。

 

またひどいのは、実験のTAと担当教員の扱い

助教さんの拘束時間が尋常じゃないし、なぜやっているのか良くわからない必修実験の質の悪いレポートを大量に採点など、いや学生と教員はヒマじゃないから

 

学生の自分ですら首が回らないのに、教職員の方たちはこの合間を縫って成果を出していらっしゃると思うと、本当になんともいえない気分です。

 

研究機関としての大学を売り出しているんだったら、見合った給料を払うか、せめて無意味じゃない授業をカリキュラムに組み込んでほしい。

 

研究している人間たちの負担を減らして研究に取り組める環境を守って欲しいものです。

研究費とってこい、けど給料は(TAには)あんまり出しません、教員は仕事こなしてください、

って、そんなんなら研究機関名乗るの辞めちまえ。

 

現実は甘くないことを理解していても、ぼやきたくなってしまうのでした。

学振の季節ですね

みなさま、お久しぶりです。あすだです。

とうとう今年もこの時期がやってきてしまいましたね…学振…!

私も2度目の挑戦ということで書き連ねております。

 

色々な通った人の学振申請書を拝読しております。

さらに、去年度の自分が出した申請書を読んで、

愕然としました…!

 

いやぁね、その時だって6回は全面書き直ししてるんですよ。

それでもね、これはひどい。w

これでよく通る気でいたなあと思っている次第です…

(いやあお恥ずかしい)

 

そもそも去年度通っていない人間の言うことなんて参考にならないと思うのですが、

 落ちたなりに実際に感じたこと、感じていることを今回は書いておこうと思います。

お役に立つと幸いです。

 

・「自分はこれだけ業績出してるから受かるだろう」と思わないこと

・半数以上は落ちるので、周りが受かって自分が落ちても「自分はだめなんだ」と思わないこと

 

一つ目ですが、私はDC1申請時点(去年)で3つの受賞歴と7件の学会発表(うち2つは国際学会)がありました。

査読付きではないですが、論文は1本。それもうちの業界ではかなり大きな海外学会宛でした。

他の業績だと英語スピーチコンテスト優勝とか、スポーツの市民大会個人優勝歴とか国家資格とか。

 

ご存知の通り、私は落ちましたが、 

学会1件論文0件の同期は、学振に通りました。

 

はい、つまり当たり前ですが、業績なんかより、問題は内容です。

(あ、でもDC2は最低限の業績は必要条件です、と先生方はおっしゃいますね)

 

今思えば当然ですね。あんな申請書じゃw

ですから、(その時は自覚なかったけど)調子乗っていた自分の様に、ならないでください。

本当に落ち込みます。自分がやっていたこと、何だったんだろう、ってなります。 

 

しかしですね、

DC通った人=「読みやすい、分かりやすい、魅力的な文章を書ける」技術に優れた人

ということになります。ですから、

DC落ちた=「文章書くのへた」ということになりますが

DC落ちた=「研究者として下位レベル」というわけではないと、私は思っています。

(負け犬の遠吠えっぽいけどねw)

ですが、研究者として生き残るためには、確実に「文章書くの下手」ではだめですので、

研究能力と共に鍛え上げていく必要があるのは、間違いないです。

 

DC通るか否かは、

・読みやすい申請書かどうか

・文面からこの人は優秀だ!この研究は面白い!と思えるかどうか

この2つに大きくかかっています。

 

あとは…運ですね…

どこの分野に出すかは非常に重要です。

学振は順位制ではなく、各分野の母体数から何割の人数を通す、というシステムになっています。

つまり、大人数が申請する分野に出せば、その分野で通る人数は多いということになります。

小さい分野に出してしまうと、その分野からは0人ということもあり得ます。(たとえ優秀でもね)

慎重に選びましょう。

 

最後に一つだけ。

「過去通った人の申請書を参考に」って結構いろんなところで言われているんですが、

個人的に、たくさんある申請書の中で、お手本になるのは3割程度だと思います。

20人近くの申請書を拝見していますが、その中で私でも感じるのは

毎年学振のレベルは上がっているということ。

通る割合こそ毎年数%しか変動がないとしても、

その中の人たちは毎年毎年レベルが高くなっているのだと実感します。

 

ですから、やはり最後に頼れるのは自分と、上級者の先生方だと思います。 

 

(こうして、申請書を提供してくださる方々は、本当にありがたい存在だと思います。

申請書の出来不出来ではないです。

私は落ちても後輩には見せたいな、と思いました。

良いものも悪いものも、長い目で見れば必ずどこかで役に立つので、是非チャレンジしましょう。

私の去年度の申請書を見直したことで学んだことも、すごく多いです。)

 

はい、これ以上落ちた私が申し上げたところで説得力に欠けるので

自分も、取り組んでいることに尽力したいと思います!

 

このサイト、参考にしてみてください。すごくわかりやすいです。

学振特別研究員になるために~2018年度申請版

松尾ぐみの論文執筆

 

それではみなさん、ご健勝をお祈りします!!

 

投稿論文のリバイス締め切りを送らせてもらうメール

お久しぶりです、あすだです。

タイトルの通りですが、投稿した論文のリバイス日を、遅らせていただきました…(事情は別記事で!)

 

今日はその時のメールをざっくりテンプレートとして残しておきたいと思います…

(ほとんど自分が見返すためです…)

英語でメール書くのって、本当に大変ですね…

 

 

●メールを書くポイント

①宛先は編集者(Asossiate Editor)とジャーナル事務局

ジャーナル事務局は送らなくてもいいのかもしれませんが、念のため送りました。

編集者は業界人のこともあるようです。(そういうことが多いのかな?経験が浅くて…)

今回は相手の肩書きがわかったのでDear Dr.〇〇, △△△ Journal Editorial Officeとしました。

 

②ビジネスメールの基本に沿って書く

メールタイトル、冒頭と締めの言葉は調べればすぐ出てきました。

タイトル…これは悩みましたが、受け取り手が見て、すぐにメールのテーマがわかる様に、リファラーの意見がまとまったメールの返信として書きました。

投稿論文に振られるID番号とかも入ってますから、すぐ伝わるかと思います。

 

③話の順序

一番悩んだのはこれです。

端的に遅らせてくれ、っていうのは気がひける…とか思いましたが、英語のメールは要件を先に述べるのが大事だそうですね。

なので順序として、 

遅らせてください → 遅れる理由、謝罪 → 延期日はこの日がいいです 

という流れにしました。

 

④送らせてもらう日数

よくて2週間ときいていましたので、2週間先の日にちを指定しました。

 (結果的には、3週間も延ばしていただけた!やったー!)

 

 

そして、できたのがこんな感じです。

ちなみに、細かい部分は省略してます。流れだけです。

 

ーーーーー

Dear Mr. 〇〇 and △△△ Journal Editorial Office:

 

I am なまえ from △△ University, JAPAN.
Thank you for managing the review process of our manuscript.

 

I'm writing to ask you a favor to reschedule the deadline date of revision.
(元の日程) is due date for submission. But unfortunately, I cannot meet a deadline.

I am sorry for my late work. 

 

So could you extend the deadline? I will finish the revision by (提案する日程).

Please consider the extension of the deadline. (I would appreciate your cooperation. )

 

Sincerely Yours, (Regards,)

署名

 

ーーーーー

これ、書くのに1時間くらいかかった…

使えたら参考にどうぞ。

今後もこういうことあったら、使おう…

 

 

DCに落ちた博士の金銭事情を考えてみた

あすだです。

前の記事で、自分が学術振興会DCを獲得できなかったお話を致しました。

 

自分は一人暮らしのなか、家賃光熱費、その他諸費はほぼ全額自分で支払っているので、こりゃなかなか来年から厳しいんじゃないかしら、と思った次第です。

ということで、真面目に今年からの金銭事情を考えてみました。

 

 

●学費について

1番はこれですね。こちらはもう残念ながら親に頭下げて出していただくか、バイト代と奨学金を切り盛りする他なさそうです。

もちろん学費免除を申請することも可能ですが、自分は一人っ子なのでおそらく無理でしょう。

 

ただ1つだけ、私の所属先では、RA(リサーチアシスタント)費として、年間で○0万いただけるということがあります。

これは、費用の足しになるので、ありがたいです。

RA費は教授との交渉で増額できたりできなかったりと聞きましたので、是非指導教員の方や大学本部に聞いてみてください。

ただし頂く分、所属機関にお願いされた仕事は受けなくてはいけませんので、ご注意を。

 

一方、DCを取得されると、学費が半額免除以上になる大学もあるそうですね。

というのも、取得された方は扶養から外れる方が多く、そうすると世帯収入が少ない、ということだそうです。

持たざる者は貰えざる…受け取れなかった者としては、悲しいですね。

(ただし、DCは追加でアルバイトができません。手取りに残る金額なども考えると、これは然るべき対応だ、というご意見もあります。)

 

 

●学会旅費等の建て替え

これは3ヶ月に1回は学会に行く自分としては、地味に苦しい問題です。

研究室の研究費から旅費の援助を出してもらえるとはいえ、登壇や予約を考えると、支払ってから2ヶ月は建て替えている状況が続きます。

研究室によって状況は異なるかと思います。全額持ってくださる先生、日当まで出してくださる先生、気持ちの補助のみの先生…と、様々な方針の先生がいらっしゃるようです。

自分の場合、時期と場合によりますが、だいたいプラマイ0くらいです。

 

とはいえ、学会の準備をすればバイトの時間も制限されますので、

全財産の余裕も含めた場合は、完全にマイナスですね…

 

DCを獲得するとこちらを研究費から出すことができます。(先生とのやりとりも必要ですが)

DCでもらえる研究費は、よくて6掛けと言われています。なので、大規模な研究や実験の人は、装置などを買うにはあまり足しにならないと仰る声を聞きます。

とはいえ可視化パソコン、計算機、旅行代ぐらいはあります。

海外でも大都市なんて行っちゃえば、一気に数十万とびますから、そこから使えるのは助かるんじゃないかしら、と思う次第です。

 

 

●光熱費、生活費

これはもう節約あるのみという他ありませんね…家賃も入れたら10万超えないか、立派な一人暮らしなら超えるかくらいじゃないでしょうか?

そう考えると実家から通うのは最強ですが、定期代やその分家族とのやりとりで負担になる点もあるので、金銭面と精神面でおそらくどっこいどっこいだと、自分は思っています。

 

とはいえ、会社員生活3年目になる同期はどんどん綺麗になって行く中、お洒落すらも自由にできないとは…

これはDCは獲得の是非に問わず思うことですが、博士は研究以外に、癒しや娯楽も贅沢に求めてはいけないと言われているように感じざるを得ません…

博士に行く人だって人間だぞ、ぐすん。

 

話を戻すと、まず浮かせるのは飲食費かと思っています。

ペットボトル買わない、ご飯をつくる・持って行く等で大分変わりますよね。

次に、早く寝ることで電気代が浮きます。

…うん、がんばろう…(震え声)

 

 

●アルバイト以外の打開策を考えよう

DC以外にも、給与型の奨学金というものがあります。

いわゆる返さなくていい奨学金ですね。

こちらでご紹介されていますので、是非ご参考まで。私もだいぶ役立てさせていただきました。

 

返さなくていい給付型奨学金をくれる団体

https://www.google.co.jp/amp/xn--kus49bd41h.net/archives/amp.html

 

こちらは履歴書にも書けそうですし、申請書の練習にもなるかと思います。

ただし、奨学金によっては併用不可だったり、アルバイト不可だったりします。

 

 

〜結論〜

金銭事情が辛いのは、DCの是非はあまり関係ない気がします。博士はつらいよ。

奨学金を併用してかつアルバイトすれば、20万越えようと思えば超えられますし…。

とはいえ労働と借金ですが。

 

金額の少なさでよく思われない方もいらっしゃるようですが、それでもやはりバイトしなくてよく、研究だけでお金を頂けるのは、やはり魅力的だと自分は思います。肩書きにもなるので、獲得できるならするべきです。

 

ということで今年度は、給与型の奨学金を是非獲得できるようにがんばるぞ!

そして来年度はDC2、がんばるぞ…。

 

過去記事の整理および修正

あすだです。

師走も終わりが近づき、年の暮れになってきました。

 

本日、過去の記事に修正を加え、いくつか記事を削除させていただきました。

 

今後とも細々と続けていきますので、

どうぞよろしくお願いします。

 

それでは皆さま良いお年をお迎えくださいませ。

学術振興会DCに落ちた人は

あすだです。
文面からお察しの通り、学振(DC1)の書類審査を通過することが出来ませんでした…

学振、落ちた、で検索してヒットした方のブログをを見て、
少し元気づけられたりしていました…苦笑

 

通過された方、面接にこぎつけた方、おめでとうございます。

来年度から飛躍の年になりますよう、お祈りいたします。

 

そしてかたや私。

通過できなかった人が何を言っても負け犬の遠吠えになってしまいますが、

大事にしなきゃと思っていることは、
学振を通ることではなく またしてや学振そのものではなく、

 

こういう時に屈せず、周りを羨んでも耐えて、
自分を高める事だと言い聞かせています…苦笑

 

きっと、ここでブレちゃいけないのは、
「自分はなにになりたい/なにをしたいと思っているのか」。


DCに通ってなくても、准教授になられた方はいらっしゃるわけです。
そして死ぬわけでもない。

 

つまり、通ることを目標にやってしまって、

「なんのためにやっているんだろう」とか
「自分は劣っている研究者なんだ…」とか

なんて落ち込んでいたら 

 

研究者として前進できなくなってしまいます…  
へこんで相手をうらやんだり、悶々としたりして使われた時間は、取り戻せないです。

 

これが、自分は○○に就職したくて、でももっと勉強したいから!
●●の研究員、教授になりたいから!

目標を改めてクリアにしないと、湧き出る負の感情から、立ち直れなくなりそうで。

 

ショックな気持ちはすごく大きくて、
(私より相当数業績が少ない人、
指導教員以外の誰にも添削してもらっていない人でも、
面接にこぎつけているひとが周りにいるので、
かけた手間や時間は見る人には全く届かないんだなぁと.

なので、また今後も身を粉にして申請書を書き、論文を書き、修論を書き…と思うと
無理!つらすぎ!!!苦笑

 

でも、これを出すためにほかの先生や先輩から盗んだ手法や、
お世話になったという事実、

そして何より自分の業績は、確実に研究者としての糧になります。

 

…自分のこれまでは、なんやかんやで浮き沈みが激しい人生だったので、 
おそらく今まで通りならば、個人的に来年も通らない気がしていますが、

学振ではなく、進むことを辞めずに、あきらめずに、取り組みましょう。ふぅ。

 

でもまず沈んだ気持ちを、少しずつ癒していきます。

みなさんこれからも、細く長く研究生活を続けていきましょうね。

 

よろしくお願いしますです

こんにちは、はじめまして
あすだ、と申します
ブログなんて10年近くご無沙汰しています…
(ふああ何を書けばいいのやらわぁわぁ)

ここでは
身の上話や自分の好きなことやら思うことやら
載せていきたいと思っています

プロフィールにあります通り
だいぶ長らく学生を続けていきます
その生活の些細なことをお伝えできたらいいな…
ゼミ生活を営む学生さんの参考とか息抜きになれば幸いです

どうぞ、よろしくお願いします
(まずは、ブログボケしたのを、慣らしていかないと)