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梼昧クリープ

女博士のあれこれ

DCに落ちた博士の金銭事情を考えてみた

あすだです。

前の記事で、自分が学術振興会DCを獲得できなかったお話を致しました。

 

自分は一人暮らしのなか、家賃光熱費、その他諸費はほぼ全額自分で支払っているので、こりゃなかなか来年から厳しいんじゃないかしら、と思った次第です。

ということで、真面目に今年からの金銭事情を考えてみました。

 

 

●学費について

1番はこれですね。こちらはもう残念ながら親に頭下げて出していただくか、バイト代と奨学金を切り盛りする他なさそうです。

もちろん学費免除を申請することも可能ですが、自分は一人っ子なのでおそらく無理でしょう。

 

ただ1つだけ、私の所属先では、RA(リサーチアシスタント)費として、年間で○0万いただけるということがあります。

これは、費用の足しになるので、ありがたいです。

RA費は教授との交渉で増額できたりできなかったりと聞きましたので、是非指導教員の方や大学本部に聞いてみてください。

ただし頂く分、所属機関にお願いされた仕事は受けなくてはいけませんので、ご注意を。

 

一方、DCを取得されると、学費が半額免除以上になる大学もあるそうですね。

というのも、取得された方は扶養から外れる方が多く、そうすると世帯収入が少ない、ということだそうです。

持たざる者は貰えざる…受け取れなかった者としては、悲しいですね。

(ただし、DCは追加でアルバイトができません。手取りに残る金額なども考えると、これは然るべき対応だ、というご意見もあります。)

 

 

●学会旅費等の建て替え

これは3ヶ月に1回は学会に行く自分としては、地味に苦しい問題です。

研究室の研究費から旅費の援助を出してもらえるとはいえ、登壇や予約を考えると、支払ってから2ヶ月は建て替えている状況が続きます。

研究室によって状況は異なるかと思います。全額持ってくださる先生、日当まで出してくださる先生、気持ちの補助のみの先生…と、様々な方針の先生がいらっしゃるようです。

自分の場合、時期と場合によりますが、だいたいプラマイ0くらいです。

 

とはいえ、学会の準備をすればバイトの時間も制限されますので、

全財産の余裕も含めた場合は、完全にマイナスですね…

 

DCを獲得するとこちらを研究費から出すことができます。(先生とのやりとりも必要ですが)

DCでもらえる研究費は、よくて6掛けと言われています。なので、大規模な研究や実験の人は、装置などを買うにはあまり足しにならないと仰る声を聞きます。

とはいえ可視化パソコン、計算機、旅行代ぐらいはあります。

海外でも大都市なんて行っちゃえば、一気に数十万とびますから、そこから使えるのは助かるんじゃないかしら、と思う次第です。

 

 

●光熱費、生活費

これはもう節約あるのみという他ありませんね…家賃も入れたら10万超えないか、立派な一人暮らしなら超えるかくらいじゃないでしょうか?

そう考えると実家から通うのは最強ですが、定期代やその分家族とのやりとりで負担になる点もあるので、金銭面と精神面でおそらくどっこいどっこいだと、自分は思っています。

 

とはいえ、会社員生活3年目になる同期はどんどん綺麗になって行く中、お洒落すらも自由にできないとは…

これはDCは獲得の是非に問わず思うことですが、博士は研究以外に、癒しや娯楽も贅沢に求めてはいけないと言われているように感じざるを得ません…

博士に行く人だって人間だぞ、ぐすん。

 

話を戻すと、まず浮かせるのは飲食費かと思っています。

ペットボトル買わない、ご飯をつくる・持って行く等で大分変わりますよね。

次に、早く寝ることで電気代が浮きます。

…うん、がんばろう…(震え声)

 

 

●アルバイト以外の打開策を考えよう

DC以外にも、給与型の奨学金というものがあります。

いわゆる返さなくていい奨学金ですね。

こちらでご紹介されていますので、是非ご参考まで。私もだいぶ役立てさせていただきました。

 

返さなくていい給付型奨学金をくれる団体

https://www.google.co.jp/amp/xn--kus49bd41h.net/archives/amp.html

 

こちらは履歴書にも書けそうですし、申請書の練習にもなるかと思います。

ただし、奨学金によっては併用不可だったり、アルバイト不可だったりします。

 

 

〜結論〜

金銭事情が辛いのは、DCの是非はあまり関係ない気がします。博士はつらいよ。

奨学金を併用してかつアルバイトすれば、20万越えようと思えば超えられますし…。

とはいえ労働と借金ですが。

 

金額の少なさでよく思われない方もいらっしゃるようですが、それでもやはりバイトしなくてよく、研究だけでお金を頂けるのは、やはり魅力的だと自分は思います。肩書きにもなるので、獲得できるならするべきです。

 

ということで今年度は、給与型の奨学金を是非獲得できるようにがんばるぞ!

そして来年度はDC2、がんばるぞ…。